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松ぼっくりの時期はいつ?春や夏でも拾える?!拾うのにおすすめの季節と処理方法

まつぼっくり時期
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公園などでよく見かける松ぼっくり。

松ぼっくりと聞くと秋のイメージがありますが、実際はどうなんでしょうか?

春や夏にも落ちているまつぼっくりを見かけますし、どんぐりに比べるといつでも拾えそうな感じがします。

そこで今回は、松ぼっくりの時期と季節、松ぼっくりの処理方法についてご紹介いたします!
 

松ぼっくりの時期はいつ?

どんぐり時期

松ぼっくりとは、マツの木の雄しべの先端についた実が成熟した「果実」です。

松ぼっくりが実る時期

松ぼっくりが木に実る時期は10月~12月です。

春に雄しべから花粉が舞い、赤い雌花に受粉します。

その後4月~6月にかけて雌花が緑色の実になっていきます。

8月ごろには緑色の実が茶色く変化してちいさい実のまま冬を越していきます。

ちいさな実が無事に冬を越え、翌年4月~6月に少しづつ大きくなりはじめます。

11月頃には、松ぼっくりは赤ちゃんのこぶしほどの大きさにまで成長し、種を飛ばします。

種を飛ばし終えると、役目を終えポトっと木から落ちます。

これが私たちが良く知っている「まつぼっくり」です。

松ぼっくりが落ちる時期

松ぼっくりは、種を飛ばして役目を終えますが、実は地面に落ちる時期は決まっていないのです。

11月頃に種を飛ばしてそのまますぐに落ちてしまうものもあれば、1年ずっと木にくっついたままのまつぼっくりもいるんです。

落ちてくる時期はその子によって違うため、松ぼっくりは1年中拾えることもあるんですよ♪

松ぼっくりは春や夏でも拾える?

どんぐり春夏

松ぼっくりの落ちる時期は決まっていないため、春や夏でも拾える可能性は高いです!

とくに、強い風が吹いた後などは松ぼっくりが落ちやすくなるため、春先などの風が強い時期や夏に台風の去ったあとなどは、松ぼっくりがたくさん拾えるタイミングなんです。

そのため、春や夏であっても松ぼっくりは拾うことができるんです。

松ぼっくりをたくさん拾える場所はどこ?

せっかく松ぼっくりを拾うのであれば、たくさん拾える場所に行きたいですよね!
松ぼっくりがなるマツの木や杉の木が一般的にはどこに生えているのかをご紹介していきますね。

海沿い

まつぼっくり海

海沿いの道や海水浴場の近くなどに「防風林」としてマツの木が植えられていることが多いのです。

さらに海からの風によって松ぼっくりが落ちやすい状態となっているため、たくさん拾う事ができる場所となっているんです!

ちょっと意外な場所ですが、まつぼっくりを拾うにはおすすめの場所ですよ。

大きな公園

まつぼっくり公園

自然豊かな公園、とくに総合公園と言われるような公園には様々な木々が植樹されているため、マツの木などもたくさん植えられており、まつぼっくりを拾うことできます。

また、公園などは色々な種類の松が植えられていることも多く、形や大きさの違うまつぼっくりを見つけることができるかもしれませんね。

神社やお寺

神社

神社やお寺にも松の木が植えられていることが多く、まつぼっくりを拾う事ができる場所となっています。

代々続いている古い神社やお寺などには大きく立派な松の木を見つけることができるかもしれませんね!

神社には公園が併設されている場所などもあり、遊びながらまつぼっくりを拾うことができちゃいます。

まつぼっくりを拾うためだけに神社に入りづらい…という場合は、先に参拝を済ませておくのがおすすめです。

また、神社やお寺の管理人さんとお会いできるようであれば、まつぼっくりを拾う許可を得られるとより安心です。

注意点としては、神社やお寺はキレイに掃除をして下さっているので、タイミングによってはまつぼっくりが見つからない場合もあります。

朝の時間に掃除をされている場合が多いかと思いますので、掃除が始まる前や、夕方に行ってみると見つけられるかもしれません!

お城や城跡

実は、お城周辺にも松の木をたくさん見つけることができるんです。

お城の植木には松の木ピッタリですもんね!

お城跡の周辺や、お城跡が公園になっている場所、お城の横の公園など周辺を観察してみると、たくさんの松の木と出会う事ができますよ。

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松ぼっくりがたくさん拾える季節

一年中拾える松ぼっくりでも、たくさん拾える季節は秋~冬にかけてです!

何年も頑張って木にしがみついている松ぼっくりもありますが、松ぼっくりは種を飛ばし終えると後は落ちるのを待つだけです。

秋ごろに松ぼっくりは茶色く変色して「まつぼっくり」になり、種を飛ばし始めるため、秋~冬に種を飛ばし終えて落ちてくる松ぼっくりが多いのです。

そのため、一年の中でも秋~冬が一番松ぼっくりを拾いやすい時期となります。

松ぼっくりは虫にきをつけて

きれいにカサが開いてあまり汚れていない松ぼっくりと思っても、実は松ぼっくりの中には虫が住み着いていたり、虫の卵が産み付けられている可能性が高いのです!
 

ぱっと見はキレイに見えても、開いたカサの間から汚れや砂なども入り込んでおり、意外と汚れている松ぼっくり。

せっかくキレイに工作しても、虫が出てきたらイヤですよね。

松ぼっくりを拾った後は、しっかりと下処理をしておきましょう!
 

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松ぼっくりの処理方法

松ぼっくりを処理する前に、歯ブラシやハケなどで表面の汚れを簡単に落としておきましょう!

松ぼっくりの虫を煮沸で処理

松ぼっくりをしっかりを煮沸させることで虫や卵を殺菌することができます!

1、まつぼっくりを水洗いする

ハケや歯ブラシで軽く汚れを取ったまつぼっくりを水洗いします。

この時に、割れていたり汚れていたりする松ぼっくりは工作にも向かないので処分してしまいましょう。

2、沸騰したお湯に松ぼっくりを沈めます

鍋に水をたっぷり張り、沸騰したら松ぼっくりをゆっくりと沈めていきます。

割りばしなどで上からそっと押してあげると少しづつ沈んでいきますよ。

中までしっかり煮沸させたいので、全体がしっかりお湯に浸かるようにしましょう!

松ぼっくりを茹でると松脂というものがたくさん出てきてベタベタします。

使わなくなった鍋や使い捨ての鍋を使用するのがおすすめ!

3、松ぼっくりのカサが閉じるまで煮沸

松ぼっくりを水やお湯に入れると、カサが閉じていきます。

これは松ぼっくりの性質によるものなので、閉じても慌てないで!

完全に閉じるまで5分~10分ほど煮沸させましょう!

茹ですぎると変色やひび割れの原因となります

4、風通しの良い場所で乾燥

松ぼっくりの煮沸が終わったら、新聞紙やキッチンペーパーなどの上に広げ、風通しの良い日陰でしっかりと乾燥させます。

しっかりと乾燥させるとまたカサがきれいに開いて松ぼっくりの形にもどります♪

完全に乾燥させるまで、3~4日程乾燥させてくださいね!

しっかり乾燥できていないとカビの原因となります

まつぼっくりの時期まとめ

以上、松ぼっくり拾いについてご紹介させて頂きました!

松ぼっくりは一年中拾う事ができる果実です。

公園や街路樹などでよく見かけますが、海沿いの防風林なんかですと海からの強い風でたくさんのまつぼっくりを見つけることができるので、海周辺でのまつぼっくり拾いおすすめなんですよ。

工作に使う場合にはしっかりと虫処理をして使用してくださいね!

工作に使うならどんぐりも!

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